地味に忙しい日々

2024

Emma Miles Higashi

11/17/20241 min read

日記を再開して「なるべく毎日」書きたいと思っていたけれど、やっぱり私には粘り強く継続するということがそれほど簡単ではないようだ。夫が里帰りをして約3週間が過ぎ、森での1人(&犬2匹、猫2匹)暮らしにも慣れてきた。

この人里離れた森は陽が落ちると真っ暗になる。昼間も静かだけれど夜は自然界の住人たちの気配がぐっと増すので夜寝る前のトイレ散歩(犬達の)で3分ほど外に出るだけでも最初は少し怖かった。だけど、森にそびえる背の高い木々の向こうに夜空が見え、月の満ち欠けで明るくなったり漆黒の闇になったり、星空が信じられないくらい美しかったりしてやっぱりこの場所が好きだと思うのだ。

夜のトイレ散歩はデヴィッドの担当だったので、私はあまり暗くなって外に出なかったけれど明日のお休みに松本まで行く予定があるので手提げのランタンなんかを探してみようかな。

森でひっそり暮らしているので暇そうにしていると思われがちだけれど、意外と仕事をしている。フルタイムの勤務をしている人に「忙しい」と言ってたら怒られる程度に。ヨガスクールと占星術師のお仕事がメインで、それ以外にも気づきや考えをまとめたり、ポッドキャストの収録をしたり、YouTube動画の素材撮影をしたり、なんだかんだ頭はいつも回転しているので午後にはクリエイティブな仕事はできなくなってしまう。

前回の日記に書いた件で想像以上に沢山の方からインスタでDMを頂いた。仕事は人の役に立つために最大限の努力をする方が、与える方も受け取る側も気持ちが良く未来に繋がると思う。私はいい気になったり出し惜しみをすることがあまり好きではない。自分自身の在り方はもちろん、そういう人と関わったり対価を支払うことも。

新しいスポーツジムの酸素ルームが気に入ってもう3回くらい入った。低気圧ルームは未体験だけれど高気圧ルームは、入った日の睡眠がうんと変わった。私は70代の人かな?と思うくらい夜中に何度もトイレに行き、深夜2時に必ず目覚めてしまうのだけれど、酸素ルームに入ってから割と朝までぐっすり(トイレも朝4時に1度だけ)眠れて、それだけですごく幸せ。

一人暮らしなので食事はどんどんシンプルに。ランチはジムの行き帰りにある原村のEMPOで美穂さんと食べることが多く、やまのいきあめのこえにも金曜に久しぶりに行った。EMPOの一美さんとやまのいきの慧さんの作るお料理はジャンルは違えど、どちらもとても繊細で洗練されているのに親しみやすい味なのだ。

夜は葉物を炒めたり、いただいた立派な大根をコツコツと消費したりとにかく地味。今年は料理上手になる!と年始に希望的目標を立てたけれど相変わらず仕事ばかりしている。ちなみに来年の目標は「編み物を始める」だ。