うちのニューフェイス
2025
Emma Miles Higashi
2/24/20251 min read
そういえば、新しくやってきた猫のことをまだ書いてないことを思い出したのでマイルス家の新しいメンバーについて書いてみようと思う。
ボンボンが亡くなった時「こんな悲しみにはもう耐えられない、まだクマピーもブーちゃんもマルちゃんも見送らなければならないなんて信じられない!」と思っていたのだけれど、強い悲しみも喪失感も少しずつ変化して最終的にその感情はまろやかで優しい痛みになっていた。
そして、その時の私が愛犬の死を経験する以前に比べ「優しさ」「共感」という感情面において少し成熟していたのを感じることができた。死や病いへの恐れや不安が45歳を過ぎたあたりから強くなって、それは今もあるのだけれど、ボンちゃんがそれらを俯瞰し、老いや病や死や喪失も含めて人生であり、それを経験することでしか得られない大切ななにかを教えてくれたように思う。
それは生と死や生まれ変わりやカルマなどについて学んだり教えたりする私にとって、そして宇宙で起きているドラマが地上に再現されていることを読み取る占星術師の私にとって、とても大切な気付きだった。
さて、我が家における人間と動物達との関係性について書いてみると、犬であるクマピー(♀)はコルドバに暮らしていた2014年にバレンシアから彼女が4ヶ月位の頃に引き取った。
当時はブログを書いていて(今もまぁこんな感じで書いているけれど)、クマピーとの日々はよく文章にしていた。女の子なので気まぐれで、シュナウザーが入っているので頑固なクマピーは呼んでも側に来てくれたりはしない(バナナかりんごを持っていない限り)。
人の感情に敏感で私がイライラしていると絶対に夫の部屋に移動する。昔から一緒にいるのは私なのに、どちらかというと常に穏やかで感情の安定している夫寄りなのがクマピー。
小さな頃からずっと家に猫がいた筋金入りの猫派の夫には基本どんな猫も懐く。もちろんブーちゃんも彼にべったり。だけど去年の11月に夫がスペインに1月強里帰りしていた時に私との関係が大きく進歩した。私がボンボンのことで大変だったからか、気がつくといつも横に寝そべってかわいく癒やしビームを送ってくれていた。
ブーちゃんは猫歴が長い夫にして「今までの猫の中でも特別な猫、優しくて本当にいい子」と太鼓判を押す子なので夫にも私にもまんべんなく愛情を向けてくれる。
対してマルちゃんは完全に我道を往くタイプであらゆる意味で猫らしい。私にも夫にも付かず離れずで、一緒に寝てくれることも側に寄り添ってくれることも3ヶ月に一度くらい。
そんななか、ボンちゃんだけは完全にママ派で、私の側から離れることはなかった。いつも私を目で追い、私が移動すれば最寄りの犬猫ベッドに横になって私を見ていた。
そんなボンボンのような「私寄り」の猫がいたら可愛いだろうな・・という漠然とした憧れと共に家の子になった「なっちゃん(♂)」は、今のところマルちゃんタイプで特に私達に懐くでも嫌うでもなく飄々と過ごしている。
引き取った時、外耳炎が酷い状態でうちに来てすぐくらいから、毎日私達に羽交い締めにされ耳を洗浄されたり軟膏を塗られたり、日に4度も目薬をさされているので私達に気を許せていないのだと思うけれど。
漠然としたことを漠然と書いているこの日記。だれが、何のために読んでくれるのか、そもそも読んでいる人がいるのか(アナリティクスをチェックしていないないので不明)いないのか、そのあたりは置いておいて、日頃の想いやPodcastでは話さないような感情的な部分も晒していけたらと思っている。