夏の終わりの朝
2025
Emma Miles Higashi
9/6/20251 min read
なんて暑い夏だったんだろう・・。
最後のポストは6月下旬で今はもう9月。あまりに久しぶりの日記でログインの仕方や使い方もすっかり忘れてあたふたしてしまう。
昨日の金曜日は朝から結構な大雨が続いて、夕方にようやく青空が戻ったのでデヴィッドとクマピーの散歩に出かけた。最近の雨の降り方はまるで熱帯地方のように突然大雨になって、その後嘘みたいに晴れた空が戻ってくる、、というスタイルが定着している。一時期よく行っていたバリ島のよう。
今朝の気温は15度で寒いくらい。これを書きながら膝に薄いカシミアのストールを掛けているほど。
爽やかな秋晴れが森の向こうに見える素敵な朝なのに、起きた瞬間から頭痛があって気分もずっしりと重めで微妙な1日の始まりだった。
いつもはベッドを出ると水を飲み、コーヒーを淹れ、音楽を流しノートを開いてジャーナリングやアファメーションを書きながらゆっくり目を覚まさせるのだけれど、今朝はあまりに気持ちが沈んでいる&頭痛で二度寝しようと思った。
でもすんなりと二度寝できたのは遠い昔で、今は一度覚醒するとなかなか入眠できないので諦めて寝室を出て、コーヒーを淹れる前に筋トレとヨガをした。そして熱めのシャワーを浴びてクマピーを連れて外に出る。
雨上がりの朝の森はうっとりするくらい美しく、空気も澄んでいて外に出て呼吸した瞬間に気分が入れ替わったのを感じた。
筋トレをしたりシャワーですっきりした時点で随分寝起きの重たさからは抜けていたけれど、自然の中を歩いているとどんどん幸せな気分になっていて我ながら単純だなと思った。
しばらく会えていなかったTさんご夫婦が向こうから歩いてきて嬉しくなる。クマピーも大喜びで駆け寄っていた。イギリス風のコテージに夏の間だけ住んでいる老夫婦はこの辺りでも1番素敵な庭を持っていて、ご夫婦共にデヴィッドと流暢な英語で会話をする。
最近Tさんのお家は、車庫兼物置をシャワーのついたセカンドリビングルームに改装していて、もうすぐ工事が終わるから見に来てねと言ってくれた。
そんな話をしていると、犬仲間の直美さんが柴犬の源ちゃんを連れて角を曲がってきたのでクマピーは再び大喜びで走っていく。朝の森に木漏れ日が差す中、Tさん夫婦と直美さんと少し立ち話して別れたときには、頭痛もすっかり消え、気分も軽く明るくなっていた。
会えば少し立ち話をする、一緒にいられると嬉しい、そんな知り合いが近所に何人もいることに感謝をした朝だった。