まさかの日記再開

2024

Emma Miles Higashi

10/24/20241 min read

思えば2000年代が始まって間もなく、ブログブームのようなものがあり私もその当時にほとんど意味のない文章をインターネット上にアップしていた。

そしてそのブログは運営サーバやデザインやタイトルを変えつつ割と長い間書いていたように思う。言葉を発信する方法は時代の流れとともに文章からYouTube動画、そして今はPodcastという音声コンテンツへと形を変えた。

なぜこのタイミングで再び文章を書き出したのかというと、文章を書く習慣を取り戻したかったのと、よりパーソナルな普段の出来事、例えば誰とどこに行ったとか、何を食べたとか、買ったとか、そんなどうでもいいことを文字で残しておきたいなと思ったから。

長い間、日記のようなものを小さなモレスキンのノートに書いてはいるのだけれど、いつの頃か出来事だけを箇条書きにしたただのメモのようなものになっていて、どんなことをしてどう感じたかとか、なにを思ってなにを考えたかがまったく思い出せなくて(読み返して思い出に浸ることが目的ではないのでそれはそれでいいのだけれど)、日々の小さなあれこれを自分以外の人も見るかもしれない場所に書くのも楽しいのでは?とここしばらく考えていたのだ。

29日から1ヶ月ほど夫がスペインに里帰りする。普段、夕食を済ませた後2人で映画やドラマを見ている時間がぽっかりと空くので、この時間に書く習慣を取り戻したいと思っている。今こうして文章を書いていて思うのは、どんなことも繰り返しが大切で、昔ブログやYouTubeの台本やらを書いていた頃よりも格段に書く力が落ちている。

本当にただあったことだけを書くつまらない日記になってしまう気しかしないけれど、時々は、例えば気分が沈んだりもやっとした時なんかは心中のジャーナリングを文章にして重たさを手放すこともしていこうと思う。そういうプロセスは相当パーソナルなので音声コンテンツなんかでは決してできない。

そもそも読む人がいるかもわからないけれど、とにかく始めてみようじゃないか。