家族の健康

2025

Emma Miles Higashi

6/28/20251 min read

6月中旬、天気の良い日に松本まで買い物に出かけ炎天下を歩いたら暑さで気が遠くなりそうだった。
蓼科のなんと涼しいことか。

先日EMPOの一美さんが「日誌に気温も記録しているのだけれど今(6月半ば)の気温は去年の7月の半ばと同じ気温だった」と仰っていた。

スペインから蓼科に移住して丸2年経ち、この森で過ごす3度目の夏は明らかに2年前の気温と違っている。
移住した2023年の6月17日の夜は、肌寒くて薄い羽毛の掛け布団がちょうど良かったし、扇風機を購入したのは8月に入ってからだった。

今日(6/28)は数日ぶりにすっきりと晴れて気温も上がっている。
ここ数日は少し前の暑さが収まり梅雨らしい雨の日が続いていた。今々、冷房は必要ないけれど暑くなったり急に寒さが戻ったりサディスティックな天候で自律神経がやられ気味だ。

さて、水曜から下痢が続いていたクマピー。木曜朝のヨガクラスの後に獣医さんで下痢と嘔吐に効果のある注射をしてもらう。いつもはその注射1本で回復するのだけれど、その日の深夜と明け方にクマピーが普段と違う動きをしていた。クマピーは家の中でトイレをしないので緊急時は必ず私かデヴィッドの前に座り、口を引き結びじっと顔を見つめてくるからすぐに解る。

デヴィッドが深夜に、私が朝4時に(クマピーのサインに気が付き)庭に出すとまだ下痢の様子。金曜日のセッションの前にもう一度獣医さんのところで注射をしてもらった。


「1度で治らないときもあるから、今日も注射をしてみて夕方以降具合が悪くなったり下痢が続くようなら検査したほうが良いかも」と云われる。ボンボンも下痢が続いてその後一気に具合が悪くなったこともあって、動物たちの下痢には敏感というか過剰に心配してしまう。

昨日は午後から「明日の朝方にまた同じようにクマピーのソワソワした足音が聞こえたらどうしよう。。」とドキドキしてしょうがなかった。

夕方の散歩から戻ったデヴィッドに「便の調子はどう?」と切羽詰まった顔で詰め寄る。
「下痢は治まっている。便も固くなってきているしクマピーも楽しそうに歩いていた」と聞いて身体から緊張が解けた。

早朝にクマピーの足音は聞こえず、4時くらいにベッドの下を覗くと涼しい場所(夏はいつもベッド下にいる)で静かに寝入っていたクマピーを見て心底ほっとした。この3日程、心配で睡眠時間も短く眠りも浅かったため疲れがまったく取れていなかった。今朝は休みだったこともあり8時までゆっくりとベッドで過ごし、いつもの時間にクマピーの散歩をしてジムへ。

自分はもちろんだけれど、家族の健康が本当に大切だと改めて感じた。そして普段通りの何気ない日常を過ごせることへの感謝を忘れてはいけない、そう思った。